SOFIE GOES TO LONDON

3 MONTH EUROPE

優雅なる英国へ

霧の都の名に相応しく、霧雨の中を背広姿の紳士が

慣れた様子で傘を差さずに歩いていく。

ヨーロッパの都会には、洗練の中にクラシックが薫る。

こんにちは、Sofieです。


ヨーロッパ周遊の最初のデスティネーションは、女王のお膝元ロンドン。2016年当時はポンドが170円を超えており金銭的にかなり苦しみました。私にとって初の英語圏だったため、まわりのQueen Englishが新鮮だった6日間です。

アート好きの天国、美術館が無料の国

すべての人が等しく美術や文化に触れられるように、という羨ましい理由で美術館・博物館の入館料が無料であるイギリス。国立だけでなく私立の美術館も国から補助が出ているため、有料の場合でもかなり格安で入ることができます。アート好きには天国のような制度ですが、美術館を巡るだけで滞在はあっという間に終わってしまうので注意です。王道ばかりですが、私の巡った美術館をご紹介します。どれもロンドン観光には欠かせないスポットですが、これらをまわるだけで数日持っていかれるのが難しいところ。

●大英博物館

イギリスを代表する博物館。ルーヴル美術館に匹敵する展示面積でざっと見ても丸一日は必要です。世界史好き・遺跡好きの方は多めに時間を取っておく方がベター。現在は実施されていないようですが、夜間開館はまさにナイト・ミュージアムの世界です。

●ナショナル・ギャラリー

西洋絵画好きは抜け出せなくなる豪華さ。1枚で日本では企画展モノの絵画がそこら中に展示されていながら無料ということに驚きです。個人的には西洋美術好きなので、どれだけ余裕を持って行っても時間が足りない場所です。

●ウォレス・コレクション

ロンドン唯一の邸宅ミュージアム。2-3時間でまわることができる規模です。「展示」ではない生活空間に入りこむことで、当時の空気丸ごと楽しめるのでおすすめ。

●ヴィクトリア&アルバート美術館

西洋絵画コレクションと、ファッションでも有名な装飾美術館。展示の幅が広いので順路やアクセスより好物から食べる(好きなカテゴリから見ていく)のがおすすめです。館内のカフェは華やかな「ギャンブル・ルーム」とウィリアムモリスがデザインした「モリス・ルーム」の2エリアに分かれており、そのエレガントな内装は必見です。ファッション関係のグッズもたくさんあるミュージアムショップもライナップ豊富なので、時間をたっぷりとる必要がありそうです。

●テート・モダン

現代美術に興味がない、現代美術は意味がわからない、といった方にこそおすすめしたいのがテート・モダン。こちらも無料なのでチャレンジするには最高の機会になると思います。私はここで現代美術に出会い、この後の国々の旅程に現代美術を組み込む程影響を受けました。今まで全く興味のなかった現代美術への幅を広げてくれた場所になりました。美術館無料の意図って、こういうところだと思います。

女王の週末の居城、ウィンザー城へ。

美術館巡りの傍ら、日帰りで郊外へも足をのばしました。選んだのはロンドンから電車で小一時間のウィンザー城。平日はロンドンにいる女王様が週末を過ごす場所です。
イギリスの田舎町らしいWindsor & Eton Riverside駅から15分程歩くとお城の入り口へとたどり着きます。ランドタワーの頂上に英国旗が掲げられていれば、女王滞在中のしるし。ロンドン観光のハイライトである衛兵交代式も、ここであれば混雑を避けて見ることができました。

ユーロスターでドーバー海峡を渡る

美術館巡りであっという間に過ぎたロンドン6日間。実際はカフェやミュージカル、アフタヌーンティも行きましたが、情報が古いため今回は割愛しました。お馴染みユーロスターでドーバー海峡を渡り、フランスへ向かいます。ユーレイルパスの適用外のエリアだったので日本で事前購入していきました。
空港でも同じですが、イギリスのパスポートコントロールはとにかく長い!早めの行動が吉です。列車に乗り込んだら大きな荷物の置き場を素早く勝ち取り、1時間のんびり過ごせば海の向こうのパリへ到着です。

女王の愛する、伝統と革新の都

ヨーロッパと言えど独自の道を進む島国イギリス。霧の街の空模様はすっきりすることはありませんでしたが、この街の人々の”Hi there!”という挨拶が大好きになりました。(個人的にはCiao!よりもGrüßGott!よりも、カラッとした感じがして好きなのです)翌年に懸賞当選というスーパーラッキーにより再訪することになりますが、まだまだ行き足りない魅力あふれる街でした。


次の到着駅は華の都、パリです。

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